アンジェリーナ・ジョリー監督、サルマ・ハエック、デミアン・ビチル主演の『ウィズアウト・ブラッド(原題)/ Without Blood』が、9月5日から15日まで開催された第49回トロント国際映画祭で世界初上映された。映画『海の上のピアニスト』や『シルク』の原作者アレッサンドロ・バリッコの同名小説をもとに、ジョリーがバリッコと脚本を共同執筆、製作も務めている。 これまで、『最愛の大地』でボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、『不屈の男 アンブロークン』で第2次世界大戦、そして『最初に父が殺された』はクメール・ルージュ支配下のカンボジアを舞台に、戦争がもたらす悲劇を描き続けてきたアンジェリーナ。本作は、戦…