DOI: 10.1142/S0192415X03000771www.ncbi.nlm.nih.gov 日本では、糖尿病性神経障害の臨床症状を治療するために、漢方薬である牛車腎気丸が使用されている。インスリン依存性糖尿病患者の角膜知覚、表層性角膜炎、涙液産生に対する影響を評価するために、二重盲検試験を実施した。50例の糖尿病患者を無作為に2群に分けた。A群では、25例に3か月間牛車腎気丸7.5g/日を経口投与した。B群では、25例に3ヶ月間プラセボ6.0g/日を経口投与した。また、C群では、25例の非糖尿病患者に3ヶ月間牛車腎気丸7.5g/日を経口投与した。角膜知覚は角膜知覚計で測定された。表層…