こんばんは、紫栞です。今回は今月の7日に発売された有栖川有栖さんの『インド倶楽部の謎』をご紹介。 あらすじ神戸の異人館街の外れ。〈インド亭〉と呼ばれる屋敷では、家主である実業家の間原郷太を中心に毎月一度、インド好き同士の七人が集まり例会と称して食事を楽しむ会を開催していた。ある日、例会の余興として、前世から自分が死ぬ日までのすべての運命が記されているというインドに伝わる「アガスタティアの葉」の公開リーディングをすることに。対象者の過去を次々と言い当て、前世での人となりや名前、自身が死ぬ日を手帳に書いて貰うなどし、その度の例会はつつがなく終了したが、後日「アガスタティアの葉」のリーディングを仲介…