日本でいう「投資家」は幅広い意味がある。英語では投資家をインベスターというが、実際には他にトレーダーとかスペキュレーターもいる。ところが日本ではすべて「投資家」という言葉で一括りにされてしまう。投機という言葉も本来は投資とは異なるものだが、広い意味で投資に含まれているといっていい。 だから投資について話をしていても内容がかみ合わないことが起こりがちになる。 インベスターとトレーダーではやっていることが根本的に違うからだ。 ちょっと前までは日本では投資家というとほぼトレーダーを意味していたように思う。インターネットの発達とともに株取引もネット化されたことで売買を機動的にできるようになり、デイトレ…