Uriel。アウリエルとも。神の炎、若しくは神の光の意味。
預言と解釈を司り、本と巻物を手にした姿で現われることが多い。裁きの天使であり、最後の審判には冥府の扉を開いて全ての霊を審判席に座らせる役目を負う。
ウリエルには地上に降りて人間(ヤコブ)になったとの伝承もあり(旧約儀典「ヨセフの祈り」)8世紀の教会会議では聖人と偽って地上を歩いたとして、ラグエルと共に糾弾された。その後この天使は聖ウリエル、つまり人間の聖人として復権を果たした。
西洋魔術に置いては地を司る天使。タロットカードに唯一その姿を描かれていない。
関連:ガブリエル、ラファエル、ウリエル