プライベートなことではなく、対外的なことをまとめたいのですが、とはいえ私自身の変化も大きい1年でした。 自身の希死念慮が強すぎるときは、他者が死のうが殺されようが正直どうだってよかったのです。「社会」と呼ばれるもののすべてに無関心でした。色々考えられるようになってきたのは、自身の性別違和がほとんど解消されて、金銭的な切迫感から少しばかり距離を取れるようになったからです。しょうもないシステムだな、とようやく憤っています。 さて、2023年は、力不足でありながらフライングで色々やらせてもらいました。 4月に『埋没した世界 トランスジェンダーふたりの往復書簡』(明石書店)発売。それに先立って「あかり…