人生は公平ではない。親を選ぶことはできないし、また、子供のうちは、環境や、置かれている状況を変えることも困難で、差別や偏見だってある。公平なものがあるとするなら、「選択する」という権利くらいか。絶望して自暴自棄になるか、屈せず、自らの遺志で切り拓こうとするか。美しく、気高いのは、もちろん後者の人生だ。 映画『ドライビング・バニー』公式サイト
限られた時間を生きる私たちは、その事実を突きつけられたときに初めて、自分にとって何がほんとうに大切なものなのかに気がつく。それは映画の中の多くの「死」が教えてくれたことだ。死を悟った16歳の少女にとって恋をすることがすべて。そして、「恋をする」という、誰もが経験する人生の一大事、その美しさ、かけがえのなさを見事に切り取ったラブストーリー。 いのち短し、恋せよ乙女。その純度の高さにやられまくる。 ベイビーティース – クロックワークス公式サイト – THE KLOCKWORX