アフリカのマダガスカル島に17世紀ごろまで生息していた地上性の鳥類。
背の高さは約3m、体重は450kg程とされ、ダチョウを大きく上回っていた。
また卵も巨大で、ダチョウの卵が長さ約20cmなのに対して、エピオルニスの卵は長さが約30cm、幅が12cm程もある。また殻の厚さは3〜4mm。
ヨーロッパ人がマダガスカル島に本格的に訪れるようになる16世紀には既に絶滅していたと言われるが、1840年頃まで生存していた記録もある。
伝説の鳥、ロック鳥のモデルだったのではないかともされる。
2013年、エピオルニスの卵がオークションに掛けられ、約1千万円で落札された。