原題も「Der Fall Collini」(コリーニ事件) ドイツの法廷もの アメリカ映画の、いかに感動的に「陪審員に訴える」かとは違い 「正しい法律」とはなにかを考えさせられる佳作 被告席がガラス張りになっていたり、証人が判事側を向いてたり 法廷の作りや配置が違うところも興味深かったですね 血を浴びた老人がホテルのロビーの椅子に座り込み 従業員に大企業の社長ハンス・マイヤーがスイートで死んでいると告げます 国選弁護人に選ばれたのは新人のトルコ人弁護士ライネン 検視の結果、イタリア人の被告人コリーニは 無抵抗の被害者の頭に銃弾を3発撃ち込んだうえ 死体の頭を何度も踏みつけ頭蓋骨を破損させるとい…