Franco Nero
俳優、男優、プロデューサー、脚本家
本名はFranco Sparanero。7歳の時に村の芝居に出演して俳優に憧れを抱く。ミラノのカトリック大学に進学するが、学業と学費稼ぎのバイト両立がうまく行かずに中退。サラリーマンを経て従軍し、除隊後俳優を本格的に志す。エキストラを経て「惑星からの侵略」でようやく名前がクレジットされるようになった。そしてマカロニ・ウェスタン旋風が吹き始めたこの時「続・荒野の用心棒」にジャンゴ役で主演。その強烈なキャラクターで強い印象を残した。その後「殺しのテクニック」や「天地創造」に出演して国際的にも名が知れるようになり、母国のアクション作品に出演する傍らアメリカやフランス映画にも出演。男臭い風貌で熱い役柄を演じ続けた。70年中盤からは「ヒッチハイク」などでシリアスな作品にも出演したが、さすがにこの頃から低迷。90年の「ダイ・ハード2」が久しぶりの話題作出演となった。67年の「キャメロット」で共演したヴァネッサ・レッドグレーブと同棲し一男ももうけるがその後破局(その子も俳優に)。ナタリー・ドロンやシャーロット・ランプリングなどとの恋の噂も盛んだった。
(allcinemaより)