【ergodic hypothesis】 6N次元をもつ位相空間中の一つの点は,系の一つの状態を与えることになる.閉じた系のエネルギーは一定であるから,この状態点は等エネルギー条件に従う一つの面の上を移動する.このときに面上のすべての点を移動するという仮定をおく.これが「エルゴード仮説」であり,これが成立するならば,エルゴードの定理*が証明できる. (コトバンクより引用)
昨日のブログで、全会一致は無効とする(イザヤ・ベンサダン的?)ユダヤの教えを紹介した。全会一致は無効!? - imakov’s blog この教えは、物理学や数学でいうところのエルゴード仮説に似ていると思いませんか。エルゴード仮説というのは、「時間平均」が「アンサンブル平均」と一致するという仮定です。例えば、電球からの光の強度を測定することを考えます。測定器を1つ用意して、長時間観測してから平均値を算出すれば高精度に光の強度が測定できます。これが「時間平均」です。他には、測定器をたくさん用意して同時に測定してやれば、短時間の観測でも高精度に光の強度を測定できそうです。これが「アンサンブル平均」…