出資者が1名から複数名の場合、オフショア法人(国際事業会社)は海外投資の器として十分ですが、出資者が5名以上でメンバーの入れ替わりが考えられる場合、オフショアファンドを組成したほうが、高い運営効率を期待できます。 具体的には、例を上げるだけでも以下のメリットがあります。 ・責任と権限を(取締役ではなく)ファンドマネージャーのそれに限定できる ・株主として登記変更する負担が減る ・銀行へ出入金理由と取引理由の説明がしやすい ・決算が簡素化される(複雑化しない) ・投資家へのブランディングがしやすい ・取引先(事業会社・資産管理会社・ブローカー)との契約がしやすい ・専門人材を採用しやすい オフシ…