前回、ネットを利用して陰謀論の類を売り付け、利を得る詐欺商売人たちについて、話した。 そもそも、真実だの事実だの正義だのを振りかざすのなら、無料が当然である。正しい知識を、隠して金をとって売りつけようなんて、子供でも、それがインチキと理解できる。有料会員、有料記事、会員限定、カード払いのみ。書店にない本です、書店にはユダヤ筋の圧力で、置くことができません。本気で現状を憂いているあなただけに、金と引き換えに送ります云々。 いかほどお人好しだろうとも、ネット上の宣伝文句を鵜呑みにするなんて、底抜け間抜けに驚くのである。というより、がっかりである。 情報が事実であるなら、無料が当然である。事実に値段…