暖簾に腕押し、と言う言葉がある。手ごたえのないこと、想定した反応がないことだが、先にプチ自慢したマランツのアンプがまさにその言葉にぴったりな状況を作り出すとは、トホホ!暖簾=息子 である。「どーだ?この音。繊細で、言葉にならない独特な佇まい。」勿論私は、マランツの回し者ではない。 しかし、奮発して買ったアンプの音を共有したかった。年配オヤジに共通する過大な共有願望。流れているのは、このソースもいただけなかったのかも知れないが、渡辺香津美の「KYLYN」である。レコードで出た時はAB面で面子が異なりアレンジもガラリと変わる。A面が所謂ジャズフュージョンと言うやつで、B面がYMOサウンドだ。こう言…