東京・新宿の複合高層ビル「東急歌舞伎町タワー」が4月14日にオープンした。ビルは高さ約225メートルで、地上48階・地下5階にホテルや映画館、劇場、ライブホールといったエンターテインメント施設などが入る。しかし、話題となっているのはその施設ではなく、2階にある ”オールジェンダートイレ”だ。 オールジェンダートイレとは、性別に関係なく利用できるトイレのことである。タワーのPR事務局は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念でもある多様性に配慮し、新宿歌舞伎町の風土に合致した街づくりから、オールジェンダートイレを設置導入した、といった説明をしている。 しかし、このオールジェンダートイレが今、…