どうも。NBAで書きたいことは一杯あるが、今回はそれよりもっと重要なアメリカの社会、司法制度の問題について議論したい。これまでもジョージ・フロイドの事件をきっかけに、アメリカ社会の白人至上主義について数回書いてきたが、またもアメリカを分断するかつ白人は何をしても許される構造が明らかになる判決が下された。何を話しているかというと、Kyle Rittenhouse (カイル・リッテンハウス) の無罪判決である。この僅か17歳の白人男は2人を殺害し、1人をケガさせたのに自己防衛として無罪となったわけである。拳を使ったわけでもなく、近くにあった器物を使ったわけではなく、AR-15を使っての自己防衛であ…