◯アファーマティブ・アクションと違法判決 アメリカの大学では、1960年代以降、人種差別を是正するため、入試選考で、黒人やヒスパニック系を優遇してきました。アファーマティブ・アクションの導入です。 それに対し、これが法の下での平等に反すると訴えを起こしたのは、ハーバード大とノースカロライナ大の選抜でアジア系の学生団体でした。 マイノリティーの中で、黒人やヒスパニックに対し、アジア人と言う対立になったのです。 <米連邦最高裁は,大学の入学選考で黒人や中南米系を優遇する積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)について「志願者は人種ではなく、個人の経験に基づいて選考されるべきだが、多くの大…