18世紀最大の宮殿と巨大水路 今回の世界遺産はイタリアのカゼルタの王宮と水道橋。ナポリ王がヴェルサイユ以上の王宮を作りたいと建設した18世紀最大の王宮であり、長さ3キロの庭園は水の芸術であり、そのための水を運んできているのが全長40キロの大水道橋である。 www.youtube.com カゼルタはナポリの30キロ内陸にある。地中海貿易で栄えたナポリは過密都市だが、ここを支配したナポリ王が大宮殿を作る場所として目をつけたのがカゼルタである。1752年から30年がかりで建設したという。 建物も巨大だが、奥の庭園が人工水路が中央を貫く奥行き3キロの巨大なものである。この水路はフランス式とイタリア式の…