Qābūs bin Sa’īd Āl Sa’īd サイード朝オマーン第17代国王。1940年11月18日生まれ。サラーラ出身。サンドハースト王立陸軍士官学校卒業。 1970年7月にイギリスの支援を受けて宮廷内クーデターを起こして父国王(サイード・ビン・タイムール・アール・サイード)を追放して国王となった。
2020年4月1日 ブサイナ王女会見記を含む「アラビアの王様と王妃たち」 本年はじめ1月11〜15日、安倍晋三首相夫妻は日本の石油輸入の9割を占める中東での「友好仲介」を調って、サウジアラビア、UAE、オマーンを訪問した。オマーンは日本人にはあまりなじみのない国だが、親日国である。同国には母親が日本人であるブサイナ王女 (Buthaina bint Taimur Al-Said、1937年生、日本名 節子) がおり、ロマン心をそそられる。カブース国王の祖父・タイムール元国王が神戸で見初めた大山清子との娘だ。「アラビアの王様と王妃たち」(下村満子、朝日新聞社)の面談記に詳しい。(アラビアでは女性…