今朝の東京新聞に、ロシアのカレリア共和国の話が載っていました。ロシアによるウクライナ侵攻によってフィンランドとスウェーデンがそれまでの中立路線をを転換し、NATOへの加盟に動いたことで、NATOとロシアの境界線が大幅に伸びることになりました。フィンランドはロシアと約1300キロメートルにわたって国境を接しているからです。その大部分は、このカレリア共和国との境なのです。カレリアという地名は日本ではほとんど知られていないように思えますが、フィンランド語学習者にはおなじみです。フィンランドにもカレリア(カルヤラ)地方があり、パン屋さんなどでよく見かける「カレリアンパイ(カルヤランピーラッカ)」もこの…