「せっかくだから」という発想は自分の都合を無視している。 人生の終焉と移住生活の終焉を重ね合わせるのは極端でしょうか。 間もなく退職する職場では連日引継ぎ業務に追われています。自分のいない未来の職場のことを考え、残った者が困らないように、漏れなく必要事項を引き継いていく様は、まさに終活です。 一方、プライベートではあくせくせずに、これまで通りの平凡な日常を繰り返すことに尊さを感じています。彩の国に帰れば海が遠ざかるといえども、今余暇にやりたいことはマリンアクティビティよりも、YouTubeへの動画投稿やカラオケ、サウナです。食べ物に至ってもご当地のものに拘らず、今、食べたいものを選んで食べてい…