トランプ氏は、大統領に再選されたら、即座にウクライナへの支援を打ちきり、NATO(北大西洋条約機構)から脱退すると表明している。 前回も、大統領に就任したら即座にTPP(環太平洋経済連携協定)から離脱すると宣言し、就任するや、TPPから「永久に離脱する」とした大統領令に署名した。それこそが、米国第一主義だと。 こうしたトランプ氏とは真逆に、ウクライナ支援こそが米国第一主義だと主張するのが、ホワイトハウスで顧問などの重職に就いていたカール・クリスチャン・ローヴ氏。 Put America First by Aiding Ukraine ウクライナ支援こそ米国第一主義だとする彼の論点は、次の通り。…