―記事概要 ウクライナのNATO加盟をめぐってロシアが圧力をかけている問題で、天然ガスのおよそ5割をロシアからの輸入に頼るEU経済にも大きな障害がでる恐れが出てきた。 アメリカは日本に対して日本向け天然ガスの一部を欧州へ融通することを打診しているが、天然ガスは超低温保管で保管するだけでもエネルギーを要することもあり、在庫も2~3週間分しかなく他へ融通するほどの余裕はない。 一方、大手電力会社はこれまで石油や石炭火力発電を相次いで休止している。 原発の再稼働も進んでいない状況でガス発電以外の発電量を増やすのは簡単ではない。 経産省は、「過去10年間でもっとも厳しい」としている。 ―コメント 産油…