ケラとカラ(キツツキ目とスズメ目) (漢検準1級と1級に役立つよ) キツツキは餌となる虫を掘り出したり、巣作りのために木をつつく。木を啄ばむ鳥なので「啄木鳥」(きつつき)である。別称ケラと呼ばれ、「啄木鳥」(けら)とも読む。キツツキという名はキツツキ目に分類される鳥の総称で、キツツキという種の鳥はいない。日本にいるキツツキの仲間は、最も小さいコゲラ、腹部の羽毛が赤いアカゲラ、山地で見かけるヤマゲラ、最大種のクマゲラなどで、それぞれ「小啄木鳥」(こげら)、「赤啄木鳥」(あかげら)、「山啄木鳥」(やまげら)、「熊啄木鳥」(くまげら)と書く。背中の羽が黄緑色をしたキツツキは「緑啄木鳥」と書いて(あお…