パリに 「ギメ美術館」というミュゼがあります。 19世紀のフランス人貿易商で外交官だったギメ氏が 日本も含めて アジア各国の大使を歴任し それぞれの国の美術品を買いあさって持ち帰った ギメ・コレクションが ルーヴルのアジア部局として国立美術館となり 今はルーヴルからは独立しているらしいのですが アジアの東端から西端まで 北端から南端までの あらゆる美術品を展示した膨大なミュゼです。 そこで 「東洋医学展」 という特別展をやっています。 看板はあまりそそられるものではありませんが 見に行ったら驚いた。 そしてとても面白かった。 冒頭の写真は ネパールのシルク画で ミクロコスモス(人体)と マクロ…