遅めの昼ご飯を食べながら、ギルバート・ブレイプを見る。ジョニー・ディツプが20代の頃だけれど印象はさほど変わらない。レオナルド・ディカプリオは子役と言っていい年齢だったので相当古い映画なのだなと気づいた。主人公のギルバードは今でいうところのヤングケアラーという葛藤の多い役。ヤングケアラーは一つの問題だけでなく、複数の問題が絡みあった現状を辛うじて維持するのに精一杯。障害者の弟の世話が中心で収入を得る仕事も限られている。母親の介護や他の家族の為に家計のやり繰りに腐心する毎日。ここのところ立て続けしみじみ切なくなる主人公の映画ばかり観ている。家族との愛情愛着の切ない関係、自分を犠牲にしていると思い…