南アフリカの固有種の楽園 今日の世界遺産は南アフリカのケープ植物区保護地域群。奇岩の台地にここにしかない固有の植物が多数存在し、その数は6000にも及ぶという。 www.youtube.com 寒流と暖流がぶつかり、アフリカ唯一のペンギンであるケープペンギンが沿岸で暮らすケープ岬。植物区はここから始まる。ケープタウン背後にそびえる標高1000メートルのテーブルマウンテンの上も13ある保護地域の一つである。ここは地中海性気候であり、これはアフリカ南部ではケープ植物区だけの特徴である。この山は植物には厳しい環境だが、ここだけで1470種の固有種が存在しており、これはイギリス全体の固有種の数よりも多…