久々の兄からの連絡。絶縁した訳じゃないがよっぽど何かない限り連絡しない間柄の為、悪い予感。 とにかく、要件をもったいぶる。そんな子どもじみたやり取りにイライラしながら文句は言っても結局秘密のまま待たされた。 兄に任せた絶縁の父に何かあったか、兄がついに結婚したかのどちらかと思った。 そして翌日、兄が鬱で限界がきた事を知る。 父の死か兄に結婚と予想して焦っていた私は心理的にホッとしてしまうゲスさはさておき…悪ガキみたいなノリで後でメール送るから待て、みたいな中年男が結婚なんてない。 兄は急激な様々な不定愁訴、体調不良でガンの末期だと思い込み遺書を私に送るつもりでいたのだ。だからガンか否か結果が来…