しばらく色々忙しくて、ブログが更新できていませんでした。今日は我々整形外科医にとって非常に大切な’痛み’に関する記事です。 drhirochinn.work 筆者の初期のブログでもこの痛みに関して書かせていただきました。(懐かしいです。) 我々は打撲や捻挫などで突然痛くなった体の部分を手で押さえさすります。また小さいわが子が外傷で痛みを訴える部分を手で抑え「痛いの痛いの飛んでけー」などとやったりします。 この動作の理由の多くは「ゲートコントロール理論」に基づいています。(1) 60年近く前の学説がもとになっています。 ゲートコントロール理論は,MelzackとWallが1965年にScienc…