トラップの調整をしたEFHW 2020年の2月にも同じタイトルで書いたのだが、実験を進めるとこのアンテナについてわかってきたことがある。 エレメントの途中にLとCで構成した同調回路を設けると、設定した周波数で最大のリアクタンスになることから、その周波数に於いてトラップを置いたところでエレメントが終わっているように動作する。これを利用して1本のエレメントの中にいくつかのトラップを設定して、複数の周波数帯で半波長アンテナとして動作させる。 これまで計算でCとLの値を求め、それに従ってコイルを巻いてトラップを作っていた。一番高い周波数帯の半波長の位置にその周波数に同調するLC回路を入れ、次の周波数に…