親戚づきあい。コロナを言い訳にできた時代が終わったものの、次なる切り札を手に入れて喜ぶ母の記録を綴ります。父が逝って6年。兄から七回忌法要の打診があったようで。母から「どうしようか」と電話がありました。日頃「出て行った人間のくせに口出しするな!」と言う母が、今回は跡を継いだ弟よりも先に私に決めさせよう・・・というか、言葉の端々から「やらないと言って欲しい!」が透けてみえたのでみえない振りしました。コロナのお陰で、うやむや化に成功していた「実はお墓がない問題」が親族にどう受け取られるか・・・が懸念事項だったと思われます。私には「お墓を建てなかったのは弟のせい」と説明しましたが、親類にもそう言って…