長ドスならぬコルト・ガバメントを両手に構え、コンバット・スタイルのキメポーズ!これぞ男が燃えに燃える任侠の花道、さすがの唐獅子牡丹の健さんもこれには敵わない。 (評価 79点) 金庫破りは夜なべの突貫工事。ジェームズ・カーンのコンバット・スタイルの銃構えにマガジン交換といったリアルなディテールに熱くなる。そしてとどめに哭きのギターとくればもう何も文句なし。 80年代に突入して間もない頃、本作が日本で公開された時の反応は、おしなべて無反応だった。もう時代遅れの金庫破りの映画なんか見たくない、そんなあからさまな映画評もあったと記憶する。だから、本作は、負け犬のアンテナにもまるで触れることもなく、記…