ゴルフのスイングのメカニクスについては、科学として理論的・実験的な研究対象になるし、GEARS などの計測機器の発達により、かつて提唱された理論やモデルが、データに基づいて解明・証明されてきている。 一方、スイングという行為については、その内的な感覚や意識の客観的な記述は難しく、それを伝えるには、イメージ表現にならざるを得ない。当然、上達のメソッド(方法論)の説明もそうなることは頭ではわかっている。しかしできることなら、科学的根拠のあるメソッドを学びたい。「科学」とか「科学的」といったタイトルがつけられたメソッド本を、つい手に取ってしまい、時にその科学的ではない説明にがっかりさせられることもあ…