原題は「Cesar et Rosalie」(セザールとロザリー) ひとりの魅力的な女性をふたりの男が取り合ううちに やがて男同士の友情が芽生えていく・・・というもの クロード・ソーテは男女の三角関係よりむしろ ホモソーシャル(対女性やゲイでない、男性間の親密な結びつきのこと)を 描きたかったのかも知れません ロザリー(ロミー・シュナイダー)は離婚歴があるシングルマザー 通訳の仕事で自立している、知的な美女ですが アンニュイで優柔不断な態度と、困惑したような瞳で 男を振り回す魔性の女 でも決してそんな悪女には見えないんですね だから男が虜になってしまうんですけど(笑) 金属解体業を営むセザール(…