アフリカはまだ遠い 長く続いた非常事態宣言が9月末でとりあえず、終わった。振り返れば、3月から4月にかけての一時期を除いてコロナウィルスに閉ざされた日々だった。縁あって関わって来たアフリカでのプロジェクトも、渡航が出来ないまま凍結されて今に至っている。ケニアの暮らしはどうなっているのだろう。100万人が暮らすというナイロビ南西のスラム、キベラで蔓延でもしたら一体どうなるのだろう。数少ない現地の友人や機関からの情報でかろうじて窺い知るばかりだが、恐れていた惨状は起こっていないようで少しだけ安心はしている。 サブサハラ(サハラ砂漠の南)は緑、キリマンジャロと大地溝帯あたりは雲。 最後の渡航からほぼ…