ここしばらくザビーナ・シュピールラインに関する本を読んでいました。映画を観たくて、予習のために読みました。映画の原題は「A Dangerous Method」(そのまんまね)で、日本では2012年に公開されています。当時は知りませんでした。精神分析の黎明期の歴史・人物史映画なので、物語としてネタはバレているもの。であれば少し知っていたほうがおもしろいだろうというわけで予習をしました。この映画は元ネタを知れば知るほど映像を観て確認したくなる、そして確認しては「うまい!」「ここでちゃんとそのこと言ってる!」といろいろ発見しては何度も唸る。映画ってものすごく勉強になるもんなのね…という感想を抱きまし…