シアン・ヘダー監督作品『Coda コーダ あいのうた』を観て来ました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。ろう者の役をろう者の俳優が演じるという、監督のこだわりがあったことを知りました。 タイトルの「CODA(コーダ)」は、「Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”」のこと。 観て良かった! とても力強い手話の会話に、「伝えたい」熱がスクリーンから伝わって来ました。そしてとってもユーモアのある両親は、強くて下品で奔放で、聴覚障害のハンデがあっても頼もしい存在。漁業組合の話し合いの時、ルビーの通訳を通して一番強く意見を言って…