Italian painter (1475–1546), wikipedia,Public Domain, Link 奈良ホテルの桜の間で、反田恭平さんがショパンの「24の前奏曲」第7番を弾いた。そのあと、杉で作られたヴァイオリンが登場した。その途端、反田さんは「さっきからいい香りがしてたのはこれなんですね」と言った。ヴァイオリンは奈良の吉野杉で作られており、振動特性の観点から樹齢約270年の木が選ばれたそう。そのヴァイオリンで岡本誠司さんが『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を奏でる。そしてとても透明な音の響きが届いた。 以前『アナスタシア』という本にリンギング・シダーというシベリア杉が出て…