この物語は作者であるジェイムズ・ラヴグローヴが、遠い親戚の遺産として、ワトソン博士が書いたと思われる三束の古い原稿を受け取った、と言う形で語られます。即ち物語はワトソン自身が書いたものだが、それをラヴグローヴが出版するという入れ子形式になっています。また、ラヴグローヴ自信はクトゥルー神話と呼ばれるコズミック・ホラーの創始者であるH.P.ラヴクラフトの遠い親戚であり、原稿を譲り受けた元の人物はラヴクラフトの子孫であるということになっている、、、この部分は事実じゃないと思いますが('◇')ゞ、、、ちょっと手が込んでいますが、確かにこれくらいしないと物語の真実味が出て来ないという感じもわかりますね(…