封切り二日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは九割ほど。 本作の主人公は「第2級殺人」と余罪で「シンシン刑務所」に収監されている『ジョン・“ディヴァイン・G”・ウィットフィールド(コールマン・ドミンゴ)』。 彼は無実を訴えているのだが、それはさておきまず驚くのは刑務所の場所。 敷地内には鉄道が通り、ハドソン川は目の前。 警備レベルは「maximum」とされているものの、世間はすぐ身近にあり、郷愁を掻き立てられる環境は囚人たちにとっては辛いものだろう もっとも、それが刑罰の一部か?映画ではその立地が繰り返し映される。 次いで所内の自由度の高さ。制限はつくものの、居房内は多くの私物で埋まっ…