1980年に突如として一部の雑誌で祭り上げられたアクション映画。 それがジェームス・グリッケンハウス監督の「エクスタミネーター」(1980)。 有名な俳優も出ていないということで、21世紀には「忘れられた作品」になってしまいましたが、昭和の時代にアクション映画好きだった人なら「ああ、そんな映画、あったね」と思い出してもらえるんじゃないでしょうか。 そんな映画を今回レビューしてみました。 (あらすじ) ベトナム帰還兵の主人公は、ベトナムで自分を救ってくれた戦友とニューヨークの倉庫で働いていた。そこに盗みに入ったチンピラたちに暴行された戦友は全身麻痺になった。警察が頼りにならないと悟った主人公は、…