70年代に、ブラックスプロテーションっていう、黒人がかっこいい主人公を演じる,、黒人観客を狙った映画のブームがありました。 その先駆けはハードボイルドでモテモテの黒人探偵が活躍する「黒いジャガー」(1971)。 「黒いジャガー」は大ヒットし、その後続編が2本、TVシリーズ、サミュエウ・L・ジャクソン主演でリメイク、Netflixでそのリメイクの続編と続いています。 勿論、プラックスプロテーションで作られた映画は玉石混淆で、名作からゴミのような映画まで様々。 そんなブラックスプロテーションの一本が今回レビューする「吸血鬼ブラキュラ」(1972製作/1973日本公開)です。 名前の通り、黒人が吸血…