英国モダンホラー界の奇才クライブ・バーカー原作によるホラー映画。今シリーズ代6作目まで製作されている。メインキャラクター「ピンヘッド」にはファンが多い。後、第一作や第二作にある特異な地獄観や地獄の住人達のオリジナルデザインは原作者C.バーカー本人によるもので氏のデッサン力とアイデアは各国のホラー・コミック界でも評判が高い。
原題は「Hellraiser」(地獄を引き起こす者) クライヴ・バーカーが自身の原作を監督したホラー作品でB級低予算ながら、素人監督としてなかなかの出来栄え 皮膚感覚に訴える生々しい特殊効果と 痛みを姿で表したというクリーチャーのデザイン 今となっては見慣れてしまったものの(笑) 怖いを超えたビジュアル系に グッドデザイン賞を差し上げたいと思います(笑) ストーリーはパズルボックス(ルマルシャンの箱)が開けられたことによって 異界から現れた魔導士(セノバイト)たちが 極限の快楽を得るための代償として、苦痛を与え肉体を奪うというもの 決して無差別に人間を襲うものではなく (無差別に男を殺そうとす…
シネマート新宿で「ヘル・レイザー」を見てきました。4Kデジタルリマスター版です。私が中学生になった1987年に公開された映画で、当時興味があって原作の「魔道士」を読んだものの、映画は見ず仕舞いでした。あらすじは、開ければ究極の快楽が得られるというからくり箱。フランクは南米(アジア?)でその箱を手に入れ、開けてしまう。すると魔道士たちが現れ、彼の肉体は切り刻まれ、その魂は、究極の快楽、すなわち永遠に続く苦しみという牢獄に閉じ込められる・・そんな話です。率直に楽しいと思いました。全般的にB級っぽい感じですが、地獄の扉を開ける鍵である妖しげなからくり箱。顔中に釘が打たれているなど、見ているこちらが痛…
ところで、何故一作目だけ、ヘルとレイザーの間に『・』が入るんでしょうねえ? youtu.be
ゲオで借りたホラー映画です。1987年制作、イギリスのスタイリッシュオカルトホラーです。 ヘル・レイザー(字幕版) アシュレイ・ローレンス Amazon www.youtube.com 【あらすじ】究極の性的快感を体験できるパズルボックス、『ルマルシャンの箱』。それを手に入れたフランクは行方不明となる。数年後、彼の弟のラリーが後妻のジュリアを連れて実家に帰ると、そこには肉体を失ったフランクがいた。フランクと関係していたジュリアは、彼の復活のために他者の血肉を捧げる。 【ひとこと感想】グロテスクで美しい怪物造形が光る、SM育成推奨ホラー。(ただし最後はびっくりハウス) ※全力ネタバレです。 【3…
【ヘル・レイザー】(1987年作品) ※同時上映【クリープショー2/怨霊】 08eigakan.hatenablog.jp 今回はチラシとパンフレットと前売り券です。 《前売り券》 《解説》 悪魔か?天使か? それとも化け物か!? 古い店先に置かれている黄金色のパズルボックス。ちょっと見たところでは普通のおもちゃ箱と何ら変わりない。だがこの箱が《四次元世界の悪霊》をこの世に送りこむ血の通路だったとしたら―――! 人間を地獄へと引きずりこむ謎の恐怖―――かつてないショッキングな題材をテーマに全世界を悪魔の呪縛にまきこんだのがこの【ヘル・レイザー】だ! 『彼の作品を読むと他のホラー作家はこの10年…
HELLRAISER(1987)クライヴ・バーカー 痛みという快楽 この世のどこかに人知れず、世にも魅惑的なパズルBOXがあるという。その名も雅な、ルマルシャンの箱・・・。 なんと、そのパズルを解いた者には特別なごほうびがもたらされるという。ごほうび、すなわち究極の快楽!! なんかもったいぶってるけど、第三者目線のここだけの話、パズルの難易度は超低く、軽くひとなでするだけでこと足ります。なので、手に入れることさえできればあとは知能に関係なく、究極の快楽をゲットできちゃう模様です。 ただし、究極の快楽はウルトラ痛い!! けど、ルマルシャンの箱に挑む勇者は、そこまでリサーチしてないらしい。 だから…
最近見た映画を見直したらコイツ文句を言うために映画を観ているんじゃあないだろうな、と指摘されても仕方のないラインナップだったので、たまには心から好きな映画を真面目に語ろうと思う。 「ヘル・レイザー」は1987年、イギリスのホラー映画である。監督は原作者でもあるクライヴ・バーカー。ピンヘッドをはじめとする魔導士の先鋭的なデザインが有名で、あらゆる業界に影響を与えていることはすでに皆の知るところである。 そんな有名映画の何をいまさら語ればいいのか、言いだしてはみたものの最近は重箱の隅をつつくような物言いしかしていないこともあり、いい案が浮かんでこない。そこで、誰もしていないであろう、つまり誰も興味…
・【推しの子】×サンリオのポプショ アクア&シナモロール、ルビー&キティのグッズ サンリオ最近、仕事選んでないな。 ・シーシャで少女と心を通わせる『フーカーヘイズ』アドベンチャーパートの紹介映像が公開。主題歌『Hookah, whoo!』はDECO*27が作詞を担当 ・『アクアリウムは踊らない』完全版がSteamで2月15日正午に無料配信決定。謎を解き明かし、恐怖の水族館からの脱出を目指す2Dアドベンチャー【追記あり】 ・マンガ『ヒトナー』が話題沸騰中、『ヒロアカ』の堀越耕平氏も反応 漫画も最近は話題性が大事になってきているな。 ・【Dead by Daylight】ピンヘッドって誰?年収は?…
1月まとめ 1/8の日記で毎月振り返りをするように誓ったはずだが早速忘れていた。 Googleカレンダーで過去の私の行動を検索しながら、とりあえず気軽にまとめてみる。毎日全行動を記録するのも慣れてきたが、こういうときに役に立つとは思ってなかった。 今年の目標で映画の話をしたからか、突如映画欲が湧き出してウォッチリスト消化が良く進んだ。人生の先輩方から次のお薦めをいろいろ頂いて前以上にウォッチリストが増えたけどね!! 技術書を全く読んでいないのは危機感を持つべきところだろうか。私が始めやすいステップはどこだろうなぁ。 勉強会 ✅月1回の勉強会参加 1/1 ✅年2回のLT発表 0/2 映画 ✅ウォ…
世界に選ばれたのは荒川弘「鋼の錬金術師(2001年〜2010年)」や九井諒子「ダンジョン飯(2014年〜)」や吾峠呼世晴「鬼滅の刃(2016年1〜2020年)」だったという話。 一般に「女性作家の特徴」というと… 『鋼の錬金術師』では、序盤で兄弟が旅の途中で行きずりの妊婦の出産に立ち会って生命の神秘に感動して「禁忌を犯して命を作り出そうとした自分たちは…」と振り返るんだけど、「リアルな出産に立ち会って感動」ってあんまり男性作家の作劇のレパートリーにはないと思うんだよ。 — いけさん ィェィㇴ太郎 (@is_ikesan) 2020年5月17日 これは流石に、人体錬成が物語上でキーになるので作家…
2024/1/22(月)-2024/1/28(日)に見た映画の一覧とその感想。備忘も兼ねて。1週間まとめ 日付 タイトル 感想 評価 1/22(月) ニューオーリンズ・トライアル 陪審員制度を利用した痛快ストーリー!二転三転する展開は最後まで見ごたえたっぷり。 ★★★★☆ 1/23(火) 追撃者(2000) スタローン大暴走。なのにアクションの見ごたえがない。ほんとスタローン主演だけの映画。 ★☆☆☆☆ 1/24(水) U・ボート オペレーション・シーウルフ ドイツ視点のUボート作戦。苦労人ドルフ・ラングレンの演技が光る。海戦はイマイチ。 ★☆☆☆☆ 1/25(木) ヘル・レイザー〈4K〉 名…
1/18(木) 睡眠時間7時間45分 5,339歩 『ほんわかな「マイ・インターン」から「ヘル・レイザー」のちくちくおじさんへの急展開に関して軽く問い詰めたい。』と笑われながら言われてしまった。 ラブコメデザートの後にはラーメン食べたいときもあるということで。 感想 チルドレン39巻 仕事 カラオケ スキャン16冊 雑務消化 ヘル・レイザー ごはん 感想 チルドレン39巻 中学生編最終巻。あんなに小さかったのにもう卒業なのですか…? 悠理ちゃんとの相対、そして心の幻からの解放。未来からやってきた自分が自分を許す…誰かが知ったように諭すわけでは無く自分というのがポイントだなぁ。自分が攻撃してしま…
何回書いても体裁の定まらない記事。 2023年は208回映画館で映画を見た。新作旧作混じっているのと複数回見たものがあるので、新作は多分195本くらい。 ベスト レッド・ロケット(ショーン・ベイカー) 哀れなるものたち(ヨルゴス・ランティモス) ノック 終末の訪問者(M・ナイト・シャマラン) アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(ジェームズ・グレイ) イニシェリン島の精霊(マーティン・マクドナー) ザ・フラッシュ(アンディ・ムスキエティ) 大いなる自由(セバスティアン・マイゼ) Pearl パール(タイ・ウェスト) カード・カウンター(ポール・シュレイダー) エブリシング・エブリウェア・オール…
ヘル・レイザーを観に、川越の老舗の映画館スカラ座に行った。小学生のころから川越には来ているが、ここを利用するのは初めて。 チケットを購入して、ロビーに入ったところ。店員のお姉さんが来場者特典です(ニコッ)とチラシをくれた。 すごいインパクト。 「呼びました」というのは表のポスターの「呼ばれて来たぞ」に対する解答のようだ。 ヘル・レイザーは以前にちらっと読んだあらすじから、不思議空間で主人公が顔中クギだらけにされた上で、さらに様々なひどい目に合うのかと思っていたがぜんぜん違った。期待してた不思議空間的な描写は序盤と後半にちょっとあるぐらいで、ボロ屋敷内での出来事を中心に進行していた。クギ男の一味…
お正月なので『ヘルレイザー』を観てきたよ。 誰が何のために4Kリマスターをしようと思っちゃったのかがわからないのけど、お祭り騒ぎでした。めでたい。 www.youtube.com 映画はだいたい「観る喜び」を期待して行くもんでありましょうが、この作品に関しては「撮る喜び」に共感する気持ち、がメインだったような気がします。 あら、そんなクリーチャー作っちゃったの、キモいわねえ。とか。 その素っ頓狂なカットバックお洒落ねえ、とか。 音楽の使い方が分かりやすくてかわいい、とか。 低予算で良いゴシック感出たねえ、とか。 完成度の高さで勝負している映画ではなかなか感じ得ないワクワクが伝わってきてよかった…
昨年あたりから意識的に映画を見るようになり、今年は映画館で延べ42本(厳密には映画館でないところでの上映や、旧作のリバイバル上映も含む)、配信やDVDなどで90本を見ました。これまでの人生で間違いなく一番映画を見た1年になりました。簡単に振り返ります。
『ヘル・レイザー』 ヘル・レイザー (監督:デヴィッド・ブルックナー 2022年イギリス・セルビア映画) ヘル・レイザー Odessa A'Zion Amazon 1987年公開のホラー映画『ヘル・レイザー』といえばピンヘッド、セノバイト、パズルボックス(ルマルシャンの箱)といったホラーアイコンを生み出し、その後通算10作もの人気シリーズとなった作品だが、そのリブート版としてまたまた製作されたのがこの2022年版『ヘル・レイザー』である。例によってパズルボックスを手に入れた主人公により、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」と召喚されたセノバイトたちが、血飛沫肉片飛び散りまくる地獄の大噴水…
昨日、ホームセンターで買った長男のパイプベッドを組み立てたら、腰を痛めてしまったようです・・。今はまだ少し痛む程度ですが、過去の腰痛でも、時間が経つに連れて激痛化したことがあったので油断できません。今日は一日寝て過ごすつもりです。本当は、「たそがれ酒場」と「ヘル・レイザー」を見に行くつもりだったのですが・・。 組み上げた長男のパイプベッド。
以下は英語圏のホラー雑誌 Rue Morgue 掲載のインタビュー記事 "Andrew Robinson Looks Back At His Days As The Scorpio Killer - Rue Morgue(アンドリュー・ロビンソンがスコーピオ・キラーを演じた日々を振り返る)" の私訳である。出典を記すことを条件に翻訳公開の許可を得ている。映画作品には監督名と公開年を付したほか、何か所か改行を追加した。 2021年12月10日(火) 聞き手:マシュー・ヘイズ アンドリュー・ロビンソンが『ダーティハリー』(ドン・シーゲル監督、1971年)のスコーピオを演じ、あらゆる人を恐怖に陥れて…
急に寒くなってなぜかビデオを見る気力がなくなり、この記事も一か月ぶり。 ヘル・レイザー Goran Visnjic Amazon ヘル・レイザー【1,000円】一作目がヒットして別の制作陣により続編がたくさん作られた作品ってあるでしょ。当然、駄作の量産になるのだが。そして数十年ぶりに元の監督がリブート作品を作る。「ターミネーター」や「ハロウィン」ね。どちらも老境に入った初代のヒロインが痛々しくて。「ヘル・レイザー」もクライブ・パーカーによるリブート作品が作られた。日本では劇場未公開だったようだ。「ヘル・レイザー」の良さって狭くて暗い場所で地獄の門が開くおどろおどろしい雰囲気なのだが、本作のクラ…