著者: 佐々木慶子
Paura nella città dei morti viventi
地図にも載っていない小さな町ダンウィッチで神父が首吊り自殺をする。以来、町では奇怪な事件が相次ぐ。神父の自殺という背徳行為により、町では地獄の門が開かれようとしていたのだ。万聖節の夜までに門を閉じないと、悪霊がこの世に溢れ出し、滅ぼされてしまう。霊媒師マリーと新聞記者ピーターは、事態を阻止すべく町に向かうが。
ルチオ・フルチがヒットした『サンゲリア』に続いて発表した超残酷ゾンビ映画。本作のゾンビは悪霊のような存在として描かれている。病的な残酷描写も特色で、『サンゲリア』『ビヨンド』と並ぶフルチの人気作である。
ロダンの作品のひとつ。
有名な「考える人」はその一部。
憂いの国に行かんとする者は此門をくゞれ
永劫の呵責に遭はんとする者は此門をくゞれ
迷惑の人と伍せんとするものは此門をくゞれ
正義は高き主を動かし、神威われを作る、最上智、最初愛
我前に物なし只無窮あり、われは無窮に忍ぶものなり
此門を過ぎんとするものは一切の望みをすてよ