Lucio Fulci 監督、脚本家、俳優
マカロニウエスタン、ジャーロ、怪奇映画など、イタリアで娯楽映画ばかり撮っていた監督。初期にはコメディ等を撮っていたが日本には未輸入が殆ど。中期以降、過剰で病的な残虐描写とイメージ先行による難解な(破綻した)物語構成で、強烈なインパクトを残す作品を監督し、一部に熱狂的ファンを持つ。 代表作は『サンゲリア』、『地獄の門』、『ビヨンド』など。
S原:どもー、ワゴンイチです~!よろしくお願いします〜!ねー! Y木:いやー最近ね、DVDがすごいね。 S原:DVDがすごい?どーゆーことです?それは。 Y木:だからほら。アクションとかホラーとかあるじゃないですか。 S原:あー、そういうこと。映画ね、映画のことね。まあ楽しいすからね!うん〜。 Y木:イタリアのホラーみたいなものあるでしょ。 S原:あーありますよね。80年代とかね。マニアがいてね。そういうDVDは、高い値段になってるんですよ。 Y木:ダリオ・アルジェントの「サスペリア2」とかね。 S原:そうそう。イタリアンホラーの巨匠ですよ。あの人形のシーンで、みんなトラウマになっていましたけ…
荒野の処刑 (字幕版) ファビオ・テスティ Amazon ★★ ギャンブラーのスタビー(ファビオ・テスティ)、娼婦のバニー(リン・フレデリック)、アルコール依存症のクレム(マイケル・J・ポラード)、墓堀り黒人のバド(ハリー・ベアード)が、ソルトフラッツの町から追放される。町は自警団による暴力で悪が一掃されていた。馬車で南へ旅するスタビーたちは、チャコ(トーマス・ミリアン)という銃の名手を仲間にする。ところが、一行はチャコに裏切られるのだった。 マカロニ・ウェスタン。中途半端な詐欺師が孤高のヒーローに成長するロードムービーである。随所で西部劇の定型を外そうと頑張っているが、そのせいで気の抜けたコ…
「ゾンビ」(1979)の世界的ヒットで、ゾンビブームが起こりました。 当然、柳の下の二匹目のドジョウを狙った作品も多かったわけで、その中の一本が「サンゲリア」(1979製作/1980日本公開)。 製作はイタリア。 監督はホラーマニアの支持が熱いB級の巨匠ルチオ・フルチ。 明らかに胡散臭い映画ですが、カルト的な人気はあるようです。 (あらすじ) ニューヨークに無人のクルーザーが流れ着き、中を調べた警官が腐乱死体に襲われた。クルーザーの持ち主の娘は父を探しに、新聞記者と一緒に南の島に向かった。そこにはゾンビを研究する医師が住んでいた・・・ ( ↓ 海外版予告編。結構グロいシーンがあるので閲覧注意で…
一条真也です。『恐怖の正体』春日武彦著(中公新書)を紹介します。サブタイトルは「トラウマ・恐怖症からホラーまで」です。著者は、1951(昭和26)年、京都府生まれ。日本医科大学卒業、医学博士.、産婦人科医を経て、精神科医に.、都立精神保健福祉センター、都立松沢病院,、都立墨東病院などに勤務.。多摩中央病院院長,、成仁病院院長を経て、同名誉院長。甲殻類恐怖症で、猫好き。著書多数。 本書の帯 本書の帯には児嶋都氏のイラストが描かれ、「知りすぎてはいけない――」「右も左も恐い。前も後ろも怖い。上も下も畏い。そんな方はご一読を。数多のコワイを集めて春日先生が暴きます。でも、今度は正体がこわい。 京極夏…
皆様、ご機嫌よう。 この度、私はストレスで心が見事に荒み精神的に追い込まれ... 無心で趣味に没頭することで、なんとか病まずに済んだところです。 やはり、そんな時に効くのはホラー映画! しかも、汚れた心をもう一度蘇らせてくれるような美しいホラー映画です。 ということで、本日紹介するホラー映画まとめ記事は... 心が荒んだ時に見るべき美しいホラー映画おすすめ10選! ランキングつけれないので五月雨式です(笑) モデル連続殺人! chiboo-horror.com Select1.イタリアの宝石や!「モデル連続殺人!」 マリオ・バーヴァ監督の傑作ですね。 私の永遠のベストホラー映画です! 「一番好…
今回は現在公開中の映画『VORTEX ヴォルテックス』を語っていこうと思います。毎度のことながら、ややネタバレ注意です。 イントロダクション 先に壊れるのは… まとめ ↑花!カッコいいっすね イントロダクション 病を患った老夫婦を分割映像による2つの視点から同時進行で描いた作品。 心臓に持病を抱えた映画評論家の夫(ダリオ・アルジェント)と認知症の元精神科医の妻(フランソワーズ・ルブラン)。妻の認知症は日に日に悪化の一途を辿り、日常生活へも支障をきたすようになっていた。そこへ離れて暮らす息子(アレックス・ルッツ)が訪ねて来る。彼自身も多くの問題を抱えており、両親に付ききっりというわけにはいかない…
ヒスイゾロアークをもらいそこねた。ポケモンDLC。ダウンロードするかー、と〆切日にベッドの上で思いながら、気づいたら朝だった。あーあ、と思ったが、落胆のあーあーというよりも、のどもと過ぎればのあーあ、だった。スイッチはもうウーラオスにぶっ飛ばされてから起動していない。もこうやバンビーの対戦実況は観ているのでモチベーションふっかつの可能性はのこされているはずだが、、十三騎兵たちも世界を救うことなくねむっている。Apple Musicのフェイバリットプレイリスト、8823→ランブルの流れがあざやかで朝からグッとテンションがアガった。ゴーイングといえば、昨日流れていた曲がかなりストレンジカメレオンに…
ふたりはプリキュア Max Heart12話。敵新幹部登場回。その到来を、横転したパトカー(観ているとそれがおもちゃであることがわかる)を1stカットに置くことで伝えるセンス、あまりにもカッコよすぎる。こういうのを見せられると、オトナプリキュアもマジで絵コンテ・演出がんばってくれとなる。キャラたちが主題歌を歌いながらドライブするシーンはひろプリにもあったが、やっぱりいい。たのしい販促。そんなシーンもあってか、五條真由美がモブに声を当てており、へえと思った。プレッシャーをかけてくるひとがかなり苦手なので、自分もだれかに接する際は圧をかけないようふるまっているが、そうするとただでさえひとからなめら…
『お気に入りのホラー映画は何だい?』what’s your favorite scary movie? 『「ババドック」ね。母性と悲しみについての素晴らしい瞑想体験よ』The Babadook. It’s an amazing meditation on motherhood and grief. 『気取った映画だろ?』Isn’t that a little fancy pants? 『これは”エレベイテッド・ホラー”なの』Well, it’s elevated horror. 『エレベイテッド・ホラーって?』Uh-huh. What does that mean, “Elevated hor…
122.『非実在探偵小説研究会~Airmys~』26号(エアミステリ研究会) →お題競作「幽霊ミステリ」、ショート・ショート「『超○○』競作」、松井和翠「もっとミステリ通になるためのミステリ百選」、映画レビュー企画「ダリオ・アルジェント vs. ルチオ・フルチ vs. マリオ・バーヴァ」、「極私的飛鳥部勝則全短編レビュー【完全改訂版】」。
S原:もしもし、猪木さん? 猪木:おお、S原か。どうした? 元気か!? S原:はい。 猪木:元気があれば何でもできる! そうだろ、フッフッフッ(含み笑い) S原:どうも。忙しいところすいません。 猪木:いまは忙しくしてねえよ。まあ今日の夜に、新間が綺麗なお姉さんがいるところに行こうって言うからな。ちょっと、上品な服でも選ぼうかな、と思っていたところだよ。 S原:綺麗なお姉さんがいるところって、銀座とか? 猪木:どうかな、(倍賞)美津子には内緒だぞ。まあ新宿の店なら断るけどな。というのは、またタイガー・ジェット・シンに襲われるかもしれないからな。フッフッフッフッフッ(含み笑い)。で、どうした? …
【イタリアのホラー映画の特徴】 「面白ければ何でもありだ」という謎の精神と独特な世界観が詰まった珍作が多い。破綻したストーリーと残虐描写に力を入れた演出がイタリアンホラーの大きな特徴でもある。ストーリーが破綻しているにも拘らず、独特な世界観に中毒になるファンが意外と多い。No. 1 食人族 【ジャンル】 モキュメンタリー/カニバリズム/スプラッター/問題作/胸糞 【公開年】 1980年 【製作国】 イタリア 【上映時間】 95分 【監督】 ルッジェロ・デオダート 【出演者】 ロバート・カーマン ルカ・バルバレスキー フランチェスカ・チアルディ ガブリエル・ヨーク ペリー・ピルカネン リカルド・…
「観ておくべき名作映画ランキング」、あるいはもっと単純に「好きな映画ランキング」といったものには、おそらく上位どころか下位にも掠るか掠らないかという存在だろうが、「汚い映画ランキング」ならばベスト3に選ばれそうな怪作『吐きだめの悪魔』(1986年/アメリカ/監督:ジム・ミューロー)がリブートされるという、どうかしてるとしか言いようのないニュースを知った。 はてさて出来の方はどうなるのか、いや、そもそも本作に関しては出来の良いリブート版だったとして、それが良いことのなのかどうかも怪しい。ただ金をかけたからといってオリジナルの世界観というか映し出されるあれこれの質感が再現できるわけではないし、上手…
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観た。 「ベルファスト」で第94回アカデミーで脚本賞を受賞した、ケネス・ブラナーが手掛ける人気シリーズ「名探偵ポワロ」の第3弾。本作でもケネス・ブラナーは監督・製作・主演を担当しており、お馴染みとなった名探偵のエルキュール・ポワロを演じている。アガサ・クリスティ原作を映画化した本シリーズとしては、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続く作品で、原作は「ハロウィーン・パーティ」。出演は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー、「ベルファスト」でも起用されていたジェイミー・ドーナンとジュード・ヒ…
ルチオ・フルチの名前は有名なんで知っているけどあまり作品を観たことがないかな。『ルチオ・フルチのマーダロック』の音楽をキース・エマーソンがやっているので映画は観たことないけどサントラは聴いたことあるけど。んで、『幻想殺人』ってのを何気なく観たら、本当に幻想的な殺人で衝撃的なんでメモ。 標題:ルチオ・フルチの幻想殺人 分類:映画>洋画>ジャッロ ■題名:UNA LUCERTOLA CON LA PELLE DI DONNA (A LIZARD IN A WOMAN'S SKIN)幻想殺人 監督・脚本:LUCIO FULCIルチオ・フルチ 音楽:ENNIO MORRICONEエンニオ・モリコーネ …
原題:Evil Dead Rise 製作総指揮&原作:サム・ライミ、ブルース・キャンベルほか 監督&脚本:リー・クローニン 製作国:アメリカ / ニュージーランド / アイスランド 上映時間:96分 シリーズ:『死霊のはらわた』シリーズ5作目 ※いま2年に一回くらい来る映画やドラマ観たいブームとブログ書きたいブームが同時に来てるのでなるべく2日に一回ペースで更新してます。すぐ書けるので……。 ホラーの老舗人気シリーズだが全米では大ヒットで面白い『スクリーム』 新シリーズ同様にソフト&配信スルーになってしまった。当時の日本のファンは40~50代だから、映画館に観に来ないだろうってことか? このシ…
ジュゼッペ・トルナトーレ監督が手がけた映画音楽の巨匠・エンニオ・モリコーネに迫るドキュメンタリー。 劇場に観に行けなくて気になっていたのを遅れて鑑賞しました。 モリコーネ 映画が恋した音楽家 [Blu-ray] エンニオ・モリコーネ Amazon 157分と長尺。 多数の著名人のインタビューで構成されていて、モリコーネの繋がっていた人たちだから当然と言えば当然なのですが、ロックアーティストや同業者(ジョン・ウィリアムズやハンス・ジマーなど)も出演していて豪華な顔ぶれにびっくり。 ドキュメンタリーとしては単調で繋ぎが粗く、映画というより豪華な特典映像やテレビの特番を観ているような感じでした。 生…