★★★☆☆ あらすじ 妻との外出中に空想にふける男を描いた1939年の表題作「虹をつかむ男(別の邦題:ウォルター・ミティの秘密の生活)」を含む短編集。 感想 表題作「虹をつかむ男」を原作とした映画「虹を掴む男」をリメイクした「LIFE!」が面白かったので読んでみたが、原作はこんな短い物語だったとは。これを膨らませて映画にしたことが凄い。原作は、空想にふける男の日常といった内容だ。 bookcites.hatenadiary.com ちょっとした小話のような笑い話やミステリー感のあるもの、ただの昔話をしているだけのような話など、収められた短編はバラエティに富んだ内容となっている。ただ、その根本に…