どうも最近はライブ中心でドタバタしていたせいか、会期末が迫ってきているのに未訪問の展覧会が諸々たまってしまっていた。そこでこの祭日には姫路と神戸の美術館を梯子することにした。 「ルーシー・リー」姫路市立美術館で12/24まで イギリスを代表する陶芸家で、近年は日本でも非常にファンの多いルーシー・リーの展覧会。 本展では彼女の初期作品から展示されているが、もう最初期から彼女の特徴は作品に現れている。薄手の生地にシンプルで洗練された形態、そして目を惹く鮮やかで華麗な色彩といったところ。日本の陶器などは厚手の生地でぼったりした印象のものが多いが、それとは全く異なる印象の陶器は鮮烈にも感じられる。ある…