経済格差が学力格差につながる現状を改善しようと活動する公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」が支援した子どもたちの累計が5000人を超えました。 団体ではとくに放課後の過ごし方を問題にしていて、生活が苦しかったり、家族の面倒を見なければならないため学習や習い事をあきらめてしまう子どもが多いと言います。このため寄付で賄われている学習塾などに使える「スタディクーポン」を活用することで子どもたちが学習する機会などを増やそうとしています。 団体によりますと今年度は中学生を中心に合わせて657人へ1億5000万円分のクーポンを提供するとしています。2010年から数えると累積の利用者は5352人で、…