働きながら修士を目指す、社会人大学院生になろうとした途端、父のガン死に見舞われながら、大学院生としての生活を行く「航海」第9回です。 allnightsailor.hatenablog.com より。 学園生活は充実していました。 指導教授は、功成り名遂げ、学者肌で欲は最小限、かつ博覧強記、しかも、学問の組み立てに関しては瞬時に見事な論理展開をしてくれます。 そして規則にうるさくなく、かといって放任ではなく、むしろ研究に関してはこれでもかというほど資料の読み込みを(無邪気に)迫るのでした。 在学中に私の購入した専門書は24冊になりました。論文の参考文献61編に全部投入されています。 そして、仲…