中小企業は大企業ほど取り扱う情報が多くないから情報セキュリティ対策の重要性は低いと考えている人もいるようです。これは誤りです。中小企業のホームページには「主要取引先」として、いくつかの大企業、有名企業の名前が列挙しているのを見ることがあります。知名度の低い中小企業が社会的な信用を得るため、大企業、有名企業と取引があることを戦略的にアピールしているのです。わたし自身、長らく中小企業にいたので、大企業との安定した取引があることを周知することが、ビジネスをするうえで、如何に重要な取り組みかはよく理解しています。採用でも有効ですね。「〇〇会社(←大企業)の仕事を多く取り扱っています」というような、文面…